体に、環境に優しい木材 〜自然からの贈り物〜
日本には、美しい四季があります。 |
「木」の性質は日本の風土に適し、古くから親しまれてきました。 |
ここでは、なぜ木が良いのか。取り上げてみたいと思います。 |
木造住宅のすばらしさを知って下さい。 |
● 癒しの木 |
『森林浴』という言葉を耳にしたことがあると思いますが、木には癒しの効 |
果があります。木のかおりで、α波の増加やストレスの減少などのリラックス |
効果で、やすらぎの空間が期待出来ます。 |
● 呼吸する木 |
日本の季節は、気温や湿度が大きく変化します。木は二酸化炭素 |
を吸収し、酸素を吐き出して呼吸しています。また保水機能もあり |
ます。この性質が、季節に合わせて一定の湿度を保ってくれます。 |
クロスよりも、快適な室内環境を作り出してくれるのです。 |
● 暖かい木 |
木材は、コンクリートやビニルタイル等に比べると、熱伝導率が低く、 |
熱を逃がしません。そのため保温性に優れ、家にぬくもりがあります。 |
木の肌触りや見た目でも実感いただけると思います。 |
● カビ・ダニ・細菌に強い木 |
木の精油には、カビ・ダニ・細菌の繁殖を防ぐ作用があります。 |
近年増加している気管支炎やアレルギーの原因を防ぐ環境を作ってくれます。 |
木材は、人体に無害で優しい建築材料なのです。 |
● 丈夫な木 |
木は燃えやすく、強度に欠けると思われがちですが、これは誤解です。 |
実験では、杉材の強度は鉄の2倍。防火性についても燃える速度が遅いので、 |
急激に柱や梁の強度が低下せず、倒壊の危険が低くなります。 |
木造住宅は、定期的な通風と乾燥を心がければ、長く住み続けられるの |
です。それは、歴史的木造建築物が証明しています。 |
※木の強度は、含水率によって大きく異なります。 |